【就活生必見】面接逆質問対策 ~実は一番アピールできるタイミング~
就活をするにあたって避けては通れないのが面接です。
そしてその面接に付随して存在する「逆質問タイム」。
何を質問すればいいのかよくわからない、調べてみてもありきたりな質問しかない、、こんな質問で大丈夫?
と不安になる人は多いと思います。
しかし、逆質問は実は面接先企業のことをどれだけ知っているか、関心があり入社意欲があるかをアピールでき、
他の就活生と差別化できる時間なのです!
私自身、出身大学のネームバリューはありませんでしたが、面接に進むことができた企業は8割選考に進めました。
これは逆質問をうまく活用してアピールできたからだと思っています。
今回はその逆質問の対策について書こうと思います。
1.そもそも逆質問タイムとは?
これから面接という人のために「逆質問タイム」とは何かについて説明します。
面接では志望動機や会社で何がしたいか、技術系であればどんな研究をしているか等多岐に渡る質問をされ、
面接官はその受け答えを見て、会社の欲しい人材かどうかを精査しています。
そして、一通り面接官が質問を終えると最後に就活生から面接官に質問する時間が与えられます。
これが「逆質問」です。
一般的に逆質問の時間はあまりありませんが、1~2つ程度の質問できます。
ここで何も質問をしなかった場合、「我々の会社に興味がないのか」と捉えられ、
専攻が不利になる可能性があるので、積極的に質問することをオススメします。
また、最終面談等では会社の上層部(社長や役員)が面接官として参加することが多いです。
彼らに直接質問をできる機会は入社後でも滅多にないので貴重な時間という認識を持ちましょう。
2. 逆質問NG例
まずは逆質問にNGな内容を紹介します。
それはズバリ、ネットで調べて出てくる質問例です。
・御社の強み・弱みを教えてください。
・就職するまでの間にやっておくべきことはありますか。
・会社の風土を教えてください。 等々
このような質問は面接官は嫌というほど就活生から質問されており、聞き飽きています。
これは、実際に人事部で新卒採用をしていた人に直接聞いた感想です。
ちなみに私も技術系若手社員として会社説明をしに大学に行ったことがありますが、
そこで「研究は何人くらいで進めていますか。」と質問されました。
何人で研究してるか知ったところで、就活の判断材料になるとは思えなくていい印象は持ちませんでした。
もちろん本当に気になることがあれば質問しても問題ありませんが、
そのような内容はネット掲示板等を調べれば誰かが投稿してくれていることがあるので先に調べておきましょう。
逆に、他の人と一味違う質問をすると面接官に「おっ!」と印象を残すことができるのです。
たった1つや2つの質問で選考に大きな差が生まれます。
逆質問の重要性を理解できましたでしょうか。
では、どのような質問をすれば良いのでしょうか。
3.逆質問の内容は面接官によって使い分け
まず質問内容を説明する前に大前提があります。
見出しの通り、質問内容は面接官によって使い分けてください。
よくある一次→二次→最終面接という選考フローの場合、各面接の登場人物は
一次面接は人事部のみ、二次面接は人事+技術系管理職、最終面接は役員というケースが多いです。
ここで一次面接の面接官に技術的な質問をしても面接官もわからないのでお互い有益性はありません。
一方で、技術系管理職がいるにもからわず「会社の風土を教えてください。」なんて質問しても面接官に印象を残せません。
面接官に合わせて質問をすることは、有益な情報を知れ面接官にも印象を残せるので一石二鳥です。
親切な会社だと面接セッティング時にどのような人が面接官か前もって知らせてくれます。
もしくは面接の最初に簡単に自己紹介があり、そこでどのような人が面接官か把握することができます。
ある程度質問内容の引き出しを用意して臨機応変に対応できるよう準備しておきましょう。
4.質問内容を考える
上記までの話を考慮してどのような質問が面接官に印象を残すことができるか本題です。
それは、タイムリーな内容や企業研究していることがわかる質問です。
タイムリーな質問とはもちろん企業と関連する内容です。
例えば、
・コロナ禍で市場動向が大きく変化していますが、御社の〇〇技術は□□のようにすることで
コロナ予防製品になると考えているのですが、そのような新たな市場開拓をしているのでしょうか。
・最近A社の買収を発表しましたが、その狙いは△△と考えたのですがいかがでしょうか。
などです。最新の企業情報を収集し自身の考えを交えて質問することで自社のことを調べて
考察していることが伝わり、入社意欲が伝わりやすいです。
また、企業研究は特に理系の場合特許なんかも調べておくとより深みを出すことができます。
特許はなかなかクセがあるので読みにくいものですが、企業が自社技術を公開している貴重な情報源です。
学生にして特許まで読めるということのアピールにもつながり好印象です。
特許に限らず論文でも構いませんが、企業の人が書いた論文を探すのが大変なのと
論文投稿しない企業が多いのでおすすめはしません。
以上のように他の人がしていなくて濃い内容の質問をすることは逆質問において非常に効果的です。
集団面接などでなかなか個性を出しにくい時に使うとより効果的ですので是非試してみてください!